叢書コムニス
ラディカル構成主義

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  • サイズ B6判/ページ数 481,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757102354
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3010

内容説明

人間の心はいかに作られるか―ピアジェ再解釈を踏まえた発達心理学の新潮流。21世紀の根源的な学問「ネオ・サイバネティックス」の扉が今ひらかれる。「観察するという行為自体を観察する」とは一体どういうことか。

目次

第1章 構成主義者に成長するまで―言語と思索家たち
第2章 大衆受けしない哲学的着想―引用の中に見る歴史
第3章 知る行為に関するピアジェの構成主義的理論
第4章 概念の構成
第5章 反省と抽象
第6章 行為者の構成―自我と他者
第7章 言語、意味、そしてコミュニケーションについて
第8章 サイバネティックスによる接続
第9章 単体、複数、数
第10章 学生の概念構成を促すために

著者等紹介

グレーザーズフェルド,エルンスト・フォン[グレーザーズフェルド,エルンストフォン][Glasersfeld,Ernst von]
1917年ミュンヘン生まれ。ジョージア大学心理学名誉教授。現在は、マサチューセッツ大学アマースト校科学的推論研究所に所属。70年代よりラディカル構成主義を提唱し、構成主義思想における最重要人物の一人として数えられる

西垣通[ニシガキトオル]
1948年東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所、スタンフォード大学にてコンピュータ・システムの研究開発にたずさわったのち、明治大学教授を経て、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。研究領域は、情報学、メディア論

橋本渉[ハシモトワタル]
1980年千葉生まれ。東京大学文学部卒業。現在、同大学院学際情報学府博士課程在籍。専門は情報学、システム論。主に、サイバネティックス史と構成主義の関係性を研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yuyu_de_gozaru

0
数学教育とかなり密接に関連してる重要な理論の1つとして前々から抑えておきたかったのをとりあえず通読.邦訳書とは言え,ラディカル構成主義の全貌がつかめたので非常に満足.本書は,"the theory of knowing" ということで,あえてカテゴライズするなら認識論の延長にある提唱者本人による一冊.ただ,入門書として割と良いと言われつつも,これ読んだだけでホントに核心がつかめるのかはやや謎.レビュー論文を結構たくさん読んでたから意味がわかったけど,いきなりこれ読んで話の筋が見えるか,というと,どうだろ?2012/01/15

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