内容説明
世界で、人々はいかにして携帯電話を受容し、そして今、利用しているのか。来るべきユビキタス社会に向けて情報通信のビジネス、研究に携わる人の必読書。
目次
第1部 モバイル・コミュニケーション:国家的・比較的観点(フィンランド:ある携帯電話文化;イスラエル:聖地での厚かましさとおしゃべり;イタリア:嘘と本当のステレオタイプ ほか)
第2部 プライベート・トーク:人間関係と微細な行動(ノルウェーの携帯電話と利用したハイパー・コーディネーション;フィンランドにおける子どもと一〇代のモバイル文化;フランスにおける見せかけの親密さ ほか)
第3部 パブリック・パフォーマンス:社会的な集団と構造(不在なる存在の挑戦;大衆社会から絶え間なき交信へ:社会的文脈における通信技術のモデル;携帯とノルウェーの一〇代の若者たち:アイデンティティ、ジェンダー、階級 ほか)
著者等紹介
カッツ,ジェームズ・E.[カッツ,ジェームズE.][Katz,James E.]
テクノロジーと社会の分野に関する多数の本を出版。Congress and National Energy Policy(New Brunswick,NJ:Transaction Publishers,1984)は、1984年の最も優れた政治学の刊行物としてアメリカ政治学会グラディス・カマー賞にノミネートされた。2000年に、ラトガース大学コミュニケーション学部研究者Year award賞を受賞した。30以上の審査雑誌論文を書いている。1974年にラトガース大学でPhDを取得し、1997年に教授としてそのコミュニケーション学部に就任した。この間に、ハーバード大学とMITでポストドクトラル・フェローシップを得て、ベル通信研究所(Bellcore)の社会科学研究ユニットで研究しリーダーとなった
オークス,マーク・A.[オークス,マークA.][Aakhus,Mark A.]
ラトガース大学コミュニケーション学部の助教授である。情報管理システムの特殊化で、アリゾナ大学でコミュニケーション学のPhDを取得した。アメリカ・コミュニケーション学会の人間コミュニケーション・テクノロジー委員会の共同司会者であった
立川敬二[タチカワケイジ]
NTTドコモ代表取締役社長
富田英典[トミタヒデノリ]
仏教大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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