出版社内容情報
日本語と日本の自然・風景を素材とした写真文集。和歌・季語からその語のイメージがさらに膨らむ美しい風景写真とともに紹介。
内容説明
かぎろひ、ののさま、にわたずみ、あきつ、うすらひ、くさまくら…どのことばにも日本人が大切にはぐくんできた歴史や美意識が込められています。そんなことばの物語を深く味わってください。美しいことばのみごとな使い手になるために―。
目次
第1章 空と大地のことば(あけぼの;かぎろひ;あぶらでり ほか)
第2章 四季のことば(わかみず;いかのぼり;したもえ ほか)
第3章 人と心のことば(あらたま;たまのお;おもかげ ほか)
著者等紹介
中西進[ナカニシススム]
1929年東京生まれ。東京大学卒業後、同大学院に学び、59年文学博士。日本最古の歌集『万葉集』のアジア的視点による研究で注目され、64年読売文学賞、70年日本学士院賞、91年和辻哲郎文化賞を受賞。また『源氏物語』を同様の方法論により解明、読者に価値観の転換をせまった。これにより、98年大佛次郎賞を受賞。一方、併行して日本人のエトスの解明を進め、愛、死、狂、漂泊などを焦点とする著書を矢継早に出版。近年は日本の歴史の本質を見極める作業に従事。現在、「日本人 意志の力」を月刊誌ウェッジに連載中。大阪女子大学学長、京都市立芸術大学学長などを歴任し、01年より奈良県立万葉文化館館長。文化功労者。瑞宝重光章受章
井上博道[イノウエハクドウ]
1931年兵庫県香住生まれ。54年、龍谷大学文学部仏教史学科卒業。55年、司馬遼太郎の知己を得、産経新聞大阪本社編集局写真部に入社。66年、プロカメラマンとして独立。大阪芸術大学写真科勤務を経て97年退職、創作活動に専念する。日本写真家協会(JPS)会員、奈良市美術家協会会員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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日本語再発見本棚
感想・レビュー
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千穂
Mimi Ichinohe
seraphim
ともがら
らいしょらいしょ