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情報都市論

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757100671
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0030

目次

第1章 ハイパー・コンプレックス・シティに向けて
第2章 ウェブシティーを目指して―情報都市の新しい形
第3章 都市は拡張するのか、それともコンパクト化に向かうのか
第4章 江戸の生活と流通・通信事情
第5章 新世代情報都市のビジョン
第6章 リアルスペースとサイバースペースの接合に向けて―いくつかの具体的なプロジェクトを通じて
第7章 「情報都市」は存在するか?
第8章 ブロードバンド時代の都市空間―まとめに代えて

著者等紹介

西垣通[ニシガキトオル]
昭和23年東京都生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所にてコンピュータシステムの研究開発にたずさわったのち、明治大学教授を経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は情報学・メディア論

古谷誠章[フルヤノブアキ]
昭和30年東京都出身。建築家。早稲田大学理工学部建築学科卒。同大学院理工学研究科修了。早稲田大学理工学部建築学科教授

松葉一清[マツバカズキヨ]
昭和28年、神戸市生まれ。京都大学建築学科卒、朝日新聞社入社。現在、朝日新聞編集委員。建築評論家。1980年代に建築におけるポスト・モダン論を主導、1990年代以降はデジタル文化をはじめ幅広い領域に言及し、執筆活動を続けている。また、「近代都市と芸術展」(東京都現代美術館)、「ヨコハマ・アーバンリング展」(スパイラル)など展覧会の監修も手がける

山田雅夫[ヤマダマサオ]
昭和26年岐阜県出身。都市設計家。東京大学工学部卒。山田都市設計ネットワーク代表。「科学万博」の計画設計、「東京臨海副都心」「みなとみらい21」の構想等に携わる。日本建築学情報システム技術本委員会委員

石川英輔[イシカワエイスケ]
昭和8年京都府出身。作家。ミカ製版取締役。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科講師。専門はカラー写真、カラー印刷、SF小説、江戸学。国際基督教大学中退、東京都立大学理学部中退。小説を執筆するかたわら、独自に江戸時代の資源、エネルギー問題を研究する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめ

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建築形態の壮大な博物館としてのディズニーランド/イタリアにおいては、教会や公共建築などの誰でもアクセス可能な建築は、道路や広場と同じくオープン・スペースの扱い。都市の魅力はオープン・スペースの連続性にある。その認識に基づいて作られたのが、イタリアをはじめとする地中海都市。地中海文化の根底にあったのは、都市の地表物の連続性、開放性であった/ヴァーチャルな空間に人々が投影する願望や欲望は、我々の社会の既存の時間的・空間的な構造が人々にとって、どのような壁や拘束としてあらわれているのかということを照らし出す鏡。2013/03/09

msykst

0
取りあえず若林論文のみ再読。「「情報都市」とかゆーけど都市って最初から(ry」って話は、一時期の「情報社会論バブル」の空気を知らんと何とも。(これは佐藤俊樹の「ノイマンの夢・近代の欲望」にも言える。今で言うもっちーのgdgdさみたいな感じかいな?)。肝腎なのは「場所性に根ざした行為や関係」と、「電子メディアに媒介された行為や関係」は併存しつつも、そこには差異や落差が存在する、って話。2009/06/21

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