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出版社内容情報
部下が自分の思った通り・それ以上の行動をとって成果を出すための、教え方の本。新人をはじめとした若者に教えていて、「どう教えたらよいかわからない」、「部下が受身で困る」といった悩みを、若手向けの教え方で解決します。著者がコンサルタントとして見てきた企業の事例を入れていきます。
阿部 淳一郎[アベ ジュンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
今どきの部下のアウトプットが変わる行動科学、ポジティブ心理学などをベースにした教え方。
目次
1 どんな若手も戦力にする「教え方」とは?
2 手遅れになる前に報連相にくる「信頼関係」のつくり方
3 自分で工夫して達成していく「目標設定」のさせ方
4 一度で伝わる「説明力」
5 部下の行動をよい方向に変える「叱り方」
6 部下のやる気がアップする自然な「褒め方」
著者等紹介
阿部淳一郎[アベジュンイチロウ]
若手の採用・育成に強い人材開発コンサルタント。株式会社ラーニングエンタテイメント代表取締役。神奈川県出身。早稲田大学教育学部卒。筑波大学大学院(行動科学/ストレスマネジメント領域)修了。保健学修士。社会人教育を行う東証一部上場企業(現)、学校法人等を経て2004年に起業。キャリアカウンセラー(CDA)、アンガーマネジメントファシリテーター、ポジティブ心理学コーチなど複数の心理学系資格を保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
米山智裕@Share読書.Com
3
【どうすれば人は成長するのか?】 人材開発コンサルタント・阿部淳一郎氏が、行動科学・ポジティブ心理学をベースに、主に会社の若手を育てるための「教え方」を教科書にした一冊。これからの人材育成法がここに。 <3つの実践ポイント> 【1】教えるときは、常に相手を尊重する 【2】教えたことを、説明してもらう 【3】教えるときは、プロセスではなく結果を見る2017/02/11
すのう@中四国読メの会コミュ参加中
2
私はいい人に教えてもらえたな、大切に育ててよらっていたんだなとひしひしと感じた。「分からないことは当たり前だから、一緒に頑張っていこうね。」と声をかけてくれた。「前に同じこと言ったよね!」という言葉は、毎日分からないことを確認していた私に対し、1度も発したことがない。先輩のイライラした声色を聞いたこともない。「少しでも不安なことがあれば、何度確認してもいいから」と言ってくれた。電話しない日があれば「元気?電話がないから何か心配になっちゃって」と声をかけてくれた。私もそういう人になりたい。2017/11/19
ninn.atsu
2
自分では丁寧に教えているつもりだけど伝わらないなぁって壁にぶち当たったので読んで見た。書かれている事はそんなに新しいっていうものではないけれど、改めて振り返って自問自答してみるとできていない事ばかり。読書は自分自身と向き合う瞬間だなぁと改めて思う。アウトプットをどう変えるかであり、自分の考えと同じになってもらうのではない。そこが一番の気付きであり反省点でもある。2017/10/16
misatinha
2
プロセスでなく結果に焦点を当ててフィードバックする、という言葉が印象的。メモを一生懸命取ってて良いね、だけじゃなくて(まぁそれも大事だけど)出て来たアウトプットが良いかどうかが大事。プロセスに評価が行きがちなのは、優しい会社こそ多い気がする。2017/02/26
nemuo
1
思った以上に良かった。伝えたいことを分かりやすい言葉で簡潔に、エッセンスの詰まった良書。こういう本は目次を見るとなんとなく分かる。指導するときについやりがちな言動を50項目上げて、それぞれに見直すべきポイントをまとめてある。そういう意味ではある程度経験のある人の方が刺さるかも。突き詰めると教え方の上手い人との違いは以下2点とのこと。「相手の能力に合わせた教え方ができるか否か」、「相手の気持ちを尊重できるか否か」。2024/10/21