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オペラ魔笛のことが語れる本―モーツァルトとフリーメーソン

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784756908087
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C2073

内容説明

モーツァルトははじめ、音楽を創作することを禁じられ、命じられた音楽を演奏する召使い音楽家のような存在であり、それに反発するように芸術家としての独立の道を歩むことになる。そうして、モーツァルトは誰もが認める超一流芸術家として生まれ変わるが、その地位まで至るのに忘れてはならない存在があった。それは秘密結社・フリーメーソンである。フリーメーソンの思想と合致するものを感じたモーツァルトは入会することにより、人脈を広げ、コンサートなどの集客力を強めたと考えられる。オペラ『魔笛』はフリーメーソンの啓蒙主義に沿ったコマーシャル・オペラと言われ、脚本も一人の手によって手がけられているというわけでなく、複数の手によりいろいろと書き換えられたと言われている。もちろん、モーツァルトは作曲家として『魔笛』の制作活動に貢献している。モーツァルトを語る上で、フリーメーソンとの関係は不可欠なものとされている。従って、オペラ『魔笛』においてのモーツァルトを考察することにより、音楽家としてのモーツァルトはもちろん、「起業家」としての一面も掴み取れる。

目次

第1章 宮仕えは召使いなり
第2章 フリーメーソン人脈に支えられて独立
第3章 フリーメーソン弾圧の中で
第4章 フリーメーソンのコマーシャル・オペラ「魔笛」
第5章 「魔笛」の日本学(ジャパノロジー)
第6章 右手に芸術左手に政治
第7章 あるアントレプレナーへのレクイエム

著者等紹介

金子一也[カネコカズヤ]
早大卒。松下政経塾第12期生。(有)オフィスロンド代表取締役。NPO法人文化公益協会理事長。中部大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっちゃん

1
「魔笛」よりフリーメーソンについて詳しく書いている。魔笛とフリーメーソンの対比が面白かった。啓蒙君主の鏡とされていたザラストロはモノスタトスという召使いを所有していたことは、アメリカ合衆国で平等を唱えながらリーダーは奴隷を所有していたことを比べていることに「なるほど!」って思った。2013/11/04

かーむ

0
図書館。フリーメーソンのことが書いてありました。2014/07/16

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