ローマ百景―建築と美術と文学と

ローマ百景―建築と美術と文学と

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784756699596
  • NDC分類 702.37
  • Cコード C0070

内容説明

永遠の都ローマを知り尽くした碩学が、何気ない広場や街路や佇まいに秘められた、深い歴史的意味と哀惜と芸術的精華を語る。ローマ芸術探訪必携の書。

目次

亡き街路のためのパヴァーヌ
パラッツォ・プリーモリ
ローマの景観
ローマの城壁
ローマのテヴェレ川
ローマの大理石
ルネサンスのローマ
偽書によりて
ローマの広場
ローマのパラッツォ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケロリーヌ@ベルばら同盟

55
本書の冒頭、喪われた栄光の街路「ジュリア通り」を現代のガイドブックで探そうと試みたが、徒労に終わった。何故と言うに、本書は観光案内に非ず。当時出版された書物の批評集であるから。著者マリオ・プラーツは、20世紀に活躍したイタリア人の文学研究者。美術品の収集家としても知られ、かつての書斎は、今やプラーツ美術館となっている。文学、建築物、芸術作品の背景としてのローマを、ローマに暮らし、利便性、文明の名の下に変貌してゆく街並みをつぶさに見守った、美学の巨人の眼を通して逍遥する、得がたい読書体験を味わった。2021/05/04

ユーディット

5
カテゴリーを文学にした。ローマの歴史建造物を紹介するとかそういったものでは全くなく、ローマで1982年に亡くなった文学研究者が変わりゆくローマの姿を、様々な文学作品に表れる記述を照合しながら描き出す。非常にイタリアらしい内容で、白崎容子等日本におけるイタリア語紹介者によって翻訳され、ガイドではなくこれ自体が文学的な内容。観光地はほとんど出てこない、実績のある人でなければ翻訳は出なかったと思われる内容。2016/08/15

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