内容説明
美しいフランス菓子100種を徹底解説!ビジュアルで楽しむ菓子図鑑。伝統菓子/郷土菓子/土産菓子/コンフィズリー&ショコラ/行事菓子。フランス全土を網羅&歴史や特徴がわかる決定版!
目次
1 伝統菓子(オペラ;サントノレ ほか)
2 郷土菓子(砂糖のタルト;ゴーフル ほか)
3 土産菓子(アミアンのマカロン;ビスキュイ・ド・ランス ほか)
4 コンフィズリー&ショコラ(ベティーズ・ド・カンブレ;シュクル・ド・ポム ほか)
5 行事菓子(ガレット・デ・ロワ;コロンビエ ほか)
著者等紹介
大森由紀子[オオモリユキコ]
フランス料理・菓子研究家。学習院大学フランス文学科出身。パリ国立銀行(現BNPParibas)東京支店を経て渡仏。パリのル・コルドン・ブルーでフランス料理と菓子を習得。並行してレストランやパティスリーで研修。帰国後も20年以上にわたり毎年渡仏し、フランス全土を回って、人々とふれあいながら食文化や歴史を研究し、メディアや書籍などを通して日本に紹介。自宅で料理・菓子教室を主宰しながら、企業のアドバイザー、コンクールの審査員などを務める。フランス政府より農事功労章シュバリエ勲章を受勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
140
フランスの宝石箱に閉まっておきたいほどの菓子100種を紹介した、夢溢れる本。お洒落なオペラという菓子から紹介が始まり、ドゥイヨンもお気に入り。モンブラン、世界最高峰の雪山を栗とメレンゲで表現した菓子と言われると芸術性が増してくる。パティスリーに君臨する千枚の葉、ミルフィーユ。美味しさの追求だけではない、美しい姿に感服。ブルボン王家が愛した洋梨を庶民の味にした、タルト・ブルダルーは至極の一品。マドレーヌの名付けられた経緯、タルト・タタンは失敗から生まれたなど、フランス菓子のきらめく歴史も散りばめられている。2025/01/13
たくさん
2
私は菓子職人だったり、家でお菓子を作って存分食べたいなと思わなかった。もし、私がパティシエになりたかったと仮定するとどうだろう。自分の好きなお菓子だけ、毎日食べていたら満足だろうか。いや、お菓子のすばらしさをもっと知りたいし、みんなにも広めたい。そう考えると、世の中にはどういうお菓子がありどういう歴史があり今この姿だ。など、知識をどんどん取り込みたくなるに違いない。#NetGalleyJP2025/01/16
kaz
1
トリビアが面白い。写真も美しい。図書館の内容紹介は『オペラ、砂糖のタルト、ガトー・ブルトン、ルスキーユ、ガレット・デ・ロワ…。伝統菓子から、郷土菓子、コンフィズリー&ショコラ、行事菓子まで、フランス全土の菓子100種類を徹底解説。ビジュアルで楽しむ菓子図鑑』。 2025/03/20