内容説明
一皿に暮らしが息づく、世界各国ふるさとの味。旅する気分でめぐる、美しい食卓の風景と、各地で受け継がれる伝統の郷土料理162種。
目次
ヨーロッパ(フランス;ベルギー ほか)
北中南米(アメリカ;カナダ ほか)
中東・アフリカ(トルコ;イラン ほか)
アジア(インド;ウズベキスタン ほか)
オセアニア(オーストラリア)
著者等紹介
青木ゆり子[アオキユリコ]
郷土料理研究家、世界の料理総合情報サイトe‐food.jp代表。コラムニスト、NHK「ちきゅうラジオ」料理ナビゲーター、内閣官房「東京2020ホストタウン事業」食文化アドバイザーなど。国内外を問わず、自ら各地を旅し、料理の背景にある歴史や文化を含めてレシピを紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
152
75カ国162種類の伝統的な郷土料理の紹介本。表紙はアメリカのガンボ、オクラと魚介の煮込み。オールカラーでお腹がグルル。ポテトとフレッシュチーズの組み合わせは最高。山盛りムール貝、温かなスープ、煮込み料理が次々と登場。アイスバインを一度食べてみたいなぁ。ラクレットとチーズフォンデュの見開きに幸せ心地。捲るとボロネーゼ、マルゲリータ、イタリア料理の安定感。北欧料理はすべて美味しそう。アフガニスタンのカブリパラウ、羊肉とナッツ好きとしては興味津々。インドのパラクパニールも魅力的。結局チーズに偏ってしまうなぁ。2025/03/01
たま
60
図書館の新着棚から。オールカラーで〈75ヵ国の伝統メニュー〉と言う副題の本。伝統メニューなのでフランスならラタトゥイユやカスレやキッシュ・ロレーヌ等など。ヨーロッパだけでなくアメリカ大陸、中東・アフリカ、アジアもカヴァーされている。私自身エスニック料理に抵抗がないので、食べたことがあるものが多いが、東南アジアが盲点だった。最近フィリピン人から〈アドボ〉(この本にも掲載)が有名フィリピン料理と教えられたばかり。レシピはなく料理はプロが作ってプロが撮った綺麗な写真。街角のレストランの写真も見飽きない。2025/07/17
たまきら
30
新刊コーナーより。レシピではなく、各国の料理を彩り美しい資料写真で紹介している一冊です。軽く世界一周旅行をしている気分で楽しめる内容で、「あっ、この国の料理をもっと知りたいなあ!」という出会いに最適な巻で。私は北欧の料理が気になりましたが、冬だからかしら?ドイツの料理で、お肉が隠されているパスタ料理「マウルタッシェ」の逸話に笑い、検索したら本で紹介されている写真よりもっと素朴な料理でさらに笑っちゃいました。2025/03/20
アカツキ
13
世界75カ国の伝統料理を紹介したビジュアルブック。今作も写真と解説が素晴らしい。様々な国の料理をいいなー食べてみたいと思いながら見ていたが、やはりイタリアと中国が圧倒的に美味しそう。そして、今作もモロッコの食器に魅了された。2025/03/16
コピスス
11
世界75カ国162種類の伝統的な料理が美しい写真とともに紹介されている。美味しそうな料理もたくさんある反面、私はチーズが苦手なのでけっこう世界でチーズ料理って多いなーと感じた。2025/03/13