出版社内容情報
韓国の人気アーバンスケッチャー・カコールによる、スケッチの基本と魅力が詰まった入門書の決定版!
本書は、道具の選び方から基本技法、自然物・建物・室内・人物の描き方、さらには作品構成まで、スケッチの基本を一歩一歩丁寧に解説しています。使用する道具はペンやマーカーが中心なので、初心者でも気軽に、楽しく街角スケッチを始められます。思わず描きたくなる魅力的な作例を300点以上収録。見ているだけでもワクワクし、練習のモチベーションが自然と高まります。また、著者が長年の経験を通して習得した特別なTIP(コツ)も満載。実践的なヒントが随所にちりばめられています。巻末には、すぐになぞり描きで練習ができるスケッチ下絵を収録。下絵用紙には、万年筆やペンと相性の良い専用紙を使用しているので、描き心地も抜群です。この1冊で、街角スケッチの基本と楽しさをしっかりマスターできます。さらに、身につけたドローイング力は、スケッチだけでなく、マンガやイラストなど幅広い表現にも役立ちます。スケッチブックが自分の作品で満たされていく喜び、いつもの日常が特別な瞬間に変わる感動を、ぜひ味わってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
139
六面体や円柱を描くだけでも参考になる。線の引き方で陰影をつけると立体感が生まれる。いろんな樹木の描き方、建物との重ね方、絵心のない私でも、もしかしたら描けるかもと思えてしまう、街角のスケッチの基礎を教えてくれる一冊。草木や花のある風景に癒される。風を感じて光を浴びてスケッチできたらいいな。寒そうだけど、冬木立をこだわって描いてみると楽しそう。空と雲、山と湖、それを青と白だけで表現する素敵な絵、室内スケッチで描かれた天井までの本棚の魅力。アーバンスケッチ、今この時を描く楽しさを。韓国のカコールさんの本です。2025/04/26
もちこ
24
街角スケッチの手法やコツが紹介されている。 少しでもイラストに興味がある人は、絵を眺めているだけでもわくわくすると思う。 外でじっくりと1時間ほどかけて絵を描くのは、けっこうハードルが高い気がするけど、人の目を気にしなければ、楽しそうな趣味だなあ。 「上手く書けなくても、とりあえずスケッチブックを1冊使い切るまで描いてみよう。 そして楽しんで描くことが大事。」 という著者のメッセージが、足踏みする私の背中を押してくれる。 スケッチがしたくなる本でした。2025/05/09