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内容説明
本阿弥光悦、俵屋宗達に始まり、尾形光琳や乾山、酒井抱一まで受け継がれた琳派。日本的な優美さと豊かな装飾性、斬新な構図やパターンは今日の美術やデザインにも大きな影響を与えています。本書では、代表的作家の厳選作品を通し、琳派の萌芽から発展、転生を俯瞰します。
目次
本阿弥光悦
俵屋宗達
俵屋宗雪
喜多川相説
尾形光琳
尾形乾山
渡辺始興
深江蘆舟
立林何帛
酒井抱一〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたぱ
1
「絢爛な琳派の世界をフルカラーで眼前に。」の看板に偽りなし。全304ページのずっしりした本。 掲載作品のほとんどが、国宝、重要文化財、宮内庁保管と、なかなかお目にかかれない作品を、拡大して見る機会はなかなかない。植物だけでなく、狐とタヌキ、鹿、鶴、孔雀、鴨、スズメ、ウズラ等動物などにも注目して見ると楽しい。 説明、解説は最小限。作品名と解説は日英語両方で掲載されているので、海外の方にもお土産によいと思う。巻末の画家略伝(これは日本語のみ)には落款も掲載しているのは気がきいている。2020/05/09