内容説明
江戸を代表するボタニカルアートを色彩豊かに再現。日本で最初の本格的な彩色植物図鑑といわれ、江戸末期の植物図譜の代表とされる『本草図譜』から厳選した96点の植物を解説。江戸を彩った優美な花々が今よみがえる―。
目次
Spring(鬱金香;片栗 ほか)
Summer(石楠花;鶏頭 ほか)
Autumn(朝顔;昼顔 ほか)
Winter(水仙;沈丁花 ほか)
著者等紹介
田島一彦[タジマカズヒコ]
1946年東京生まれ。1969年多摩美術大学デザイン科卒業後、資生堂宣伝部入社。2005年同社部長クリエイティブディレクターを経て独立、現在フリー。受賞歴:朝日広告賞、毎日広告賞、読売広告賞、フジサンケイ広告大賞、日経広告賞、電通賞、ACC賞、日本雑誌広告賞、ニューヨークフェスティバル等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アズサ
6
美しい絵と共に、日本に親しみ深い花を知ることができる。一つ一つはシンプルな内容だけれど、なんせ紹介数が多い!絵の脇に書かれた文章が解読できるようになると楽しいだろうな、と妄想しながら想いを馳せる。2020/09/28
aof
4
めちゃくちゃ面白い本。花の和名や英語表記、中国などでの呼び方など、いくつもの名前が載っていることで、「え?この花ってあれだったの?」みたいな(具体的にいうとアザレアがつつじとか、木蓮がマグノリアとか、くちなしをジャスミンといったり)全然、知らなかったのでつながりを知って楽しかった。あと、薬草の話とか、花言葉とかもあって、絵も綺麗で、私も久しぶりに描いてみたくなった。2019/10/12
アズサ
3
この企画好きだ!もっと詳しい版が欲しいくらい。目次の植物名がもっと分かりやすいと嬉しい。2021/09/19
skr-shower
1
他地区図書館本。西洋のボタニカルアートとは違った趣きで、これも好き。絵も大きく和名別名花言葉、図版に書かれた文字に英訳付きの現代文説明と盛り沢山な内容。さつま芋の花は科が同じだから朝顔ぽい、千両万両唐橘の違いは?と雅に頭を使います。2022/04/12
takao
1
ふむ2021/12/01