目次
はじめに:ドールハウスの歴史
ニュルンベルクハウス 1673年
エドモンド・ジョイの洋服ダンス 1712年
テートのベビーハウス 1760年
エンリケスのドールハウス 1700年代
キラーのキャビネット型ドールハウス 1830‐1840年
ベティ・ピニーのドールハウス 1870年
ボックスバックのテラスハウス 1890年代
ミス・マイルスのドールハウス 1890年代
ペギー・ラインズのドールハウス 1930年代
ホワイトレディースハウス 1935年
ロマ・ホプキンソンのドールハウス 1990年代
カレイドスコープハウス 2001年
玩具のコレクション―子供のための博物館ができるまで
著者等紹介
パシエルプスカ,ハリーナ[パシエルプスカ,ハリーナ] [Pasierbska,Halina]
2005年までヴィクトリア&アルバート博物館にてドールハウスおよび玩具専門のキュレーターを務める。英国内で催された優れた展覧会に贈られる「ミュージアム+ヘリテージ・アワード」の2005年の最優秀特別展賞を受賞した
安原実津[ヤスハラミツ]
イギリス・ロンドン在住。日本やドイツで旅行会社等に勤務した後、現在はフリーランスとして、書籍翻訳やイギリスとドイツを対象にしたリサーチを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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初美マリン
105
素晴らしい!美術館や博物館に所蔵しているものの写真は、いつまでも眺めていたい、裕福な証として作られたという贅沢品凄い!2019/07/11
うなぎ
15
ヴィクトリア&アルバート美術館のコレクションのドールハウスの写真集。本物さながら使える精巧な仕組み、最高レベルの巧みの技に感動。オランダのドールハウスの当時の様子が詳しくわかって、前見た映画の真珠の耳飾りの少女を思い出して、そうそう地下室は貯蔵庫と使用人部屋だよねとワクワクした。現代のわりと最近めのドールハウスはあまり好みじゃなかった。2021/04/08
高宮朱雀
10
16世紀から現在までのドールハウスの歴史を断片的に追った一冊。ベビーハウスとも呼ぶらしいが、出始めた当時は裕福な家庭の子供の玩具だったのと同時に、小洒落た家具という位置付けなのが何ともらしいというか…。 私は父の仕事の影響で建築や内装を見る事が子供の頃から好きだった。ドールハウスの内装を見て、それを参考にいつか建てるであろう自宅の外観や自室の内装に思いを馳せる瞬間が堪らなく楽しい。小物から溢れる生活感も、息遣いがあってまた良い。 こんな本格的な物なら、いつか直に拝んで見たいものだ。2017/06/29
遠い日
5
ドールハウスを「建築」と「インテリア」として捉える。そこにはしかるべき「正統性」を見ることができます。歴史が裏打ちする、その芸術性に圧倒されます。精巧で美しい作りと醸し出す世界観。ああもう、うっとりです。2022/05/02
スライムA
1
図書館で借りて、写真集のようにパラパラと眺めて楽しみました。今度は文章にも目を通してじっくり楽しみたいです。2021/09/14
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