出版社内容情報
英国のローズガーデンから、邸宅を彩るバラまで、バラが彩る街並を1冊に
美しい姿と、高貴な香りで古代から人々を虜にしてきたバラ。本書ではイギリスのマナーハウスやパリのバガデル公園などの人気のローズガーデンから、イタリアのバラに彩られた邸宅など、バラのある美しい庭や街並をご紹介します。まるで小さなバラの花束のように掌の中に次々とバラのある風景が表れる、小型の写真集です。
内容説明
イギリスのガーデン、フランスの村、ドイツの古城…。バラが彩る世界の庭。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シフォン
35
イギリス、フランスを中心とした美しいローズガーデンが紹介されていた。宮殿の建物とバラのお庭は素敵、街中のアパートメントのような建物に蔦の様に絡まっているバラもお似合いな感じがする。アルベロベッロのトゥルッリにバラもよく溶け込んでいる。イギリスの国花は赤いバラ、マリーアントワネットはピンクのバラを愛したらしい。1867年以前はオールドローズ、以後はモダンローズは初めて知った。現在も新種のバラの開発が競われており、求められているのは、耐病性が強く、農薬を使用しなくても大きく成長する品種にふむふむ。2024/05/26
陽子
22
たくさんの薔薇の咲き乱れる薔薇園が豊富に掲載されている。花も美しいと共に、一緒に写っているヨーロッパの古風な建物が日本にはない趣を醸し出していてうっとりとした気持ちになる。こんなところで何時間か過ごせたら幸せかも。きっと香りも良いだろうな。庭としての薔薇が紹介されている本なので近影の花は多くない。名だたる名園の個別の紹介も別ページに掲載されていて興味がわく。2019/07/08
花林糖
19
(図書館本/購入)美しいバラの庭だらけでうっとり。お気に入りを選べない程どの庭も好みでした。ただその中でも美しいのはやはりイギリス・フランスかな。2019/12/01
kei
19
以前は薔薇を育てていて今も見るのは大好きな薔薇の庭、なのでこの本の写真はけっこう見覚えがあるものが多かったです。イギリスの庭が好きでしたが最近はフランスの薔薇の村ジェルブロワがとっても好き。鮮やかな青系のドアの周りに咲く薔薇は、無造作に育てられているかように見えてのびのびとしています。この本でスウェーデンのヴィスビューという街を知りました!寒い地域だけあって薔薇の色がとてもきれいです。魔女の宅急便のモデルとなった街なんですね(´艸`*)2019/04/18
遠い日
17
どこをどう切り取っても絵になるバラの庭。それも、豪奢に幾種類もが咲き誇れば咲き誇るほど映える。バラとバラは相殺されず、むしろお互いを引き立てあう。庭園の歴史が古い外国の庭は広大で、自然の野性味を感じさせる迫力。2018/06/07
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- 和書
- 諸葛孔明 ちくま文庫