きのこ絵

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784756242587
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C0071

内容説明

18~20世紀に描かれた美しき菌類たち。欧州のボタニカルアートから、日本の菌類図譜。ファーブル、熊楠など、博物学者がとらえた“きのこ絵”252点を収録。

目次

欧州の菌類図譜(ポーレットの菌類図譜;植物の新しい属;イタリア北部のブレシア地方一帯の菌類;バイエルン・パラティネート・レーゲンズブルク地方の菌類原色彩色図譜;モンソリュン地方の大型菌類図譜;イタリア北部リミニ周辺の野生菌類の研究;イタリア産普通種食用キノコ、および間違えやすい毒キノコ図譜;フランスとその周辺国の食用キノコと毒キノコの図鑑;フランス植物史)
博物学者が描いた菌類図譜(ジャン・アンリ・ファーブルの菌類図譜;南方熊楠の菌類図譜)
日本の菌類図譜(本草図譜;福草考;梅園菌譜)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちてん

28
内容は確認せず読友さんの感想レビューを信じて図書館にて。画集です、美しいと思いました。そもそもキノコは象徴的で造形として完成度が高いと感じていました。学術的な図版としての美しさと美術の美しさと両方味わえました。昆虫で有名なファーブル作品は初見です。南方熊楠は言わずもがな。キノコはデフォルメしても詳細精図してもイケてる!(^^)2013/10/26

あたびー

22
きれいきれい。可愛い可愛い。きのこってどうしてこんなに心躍るのでしょう。型染めの翻案にしたくて求めました。18~19(20世紀初頭?)の植物学的ボタニカルアートを集めた画集です。熊楠先生の絵も入っています。説明文の翻訳はありませんので、ひとつひとつのきのこの名前はこの本ではわかりません。別の本を参考にしてください。これはきのこの美しさを愛でる本です。2021/02/21

安南

20
主に18世紀~20世紀に植物学者により描かれてきた菌類(キノコ)の図譜約260点。生物学者たちの研究として制作されたとはいえ、これは芸術作品でしょう。熊楠の作品もなかなかだけど、秀逸なのは昆虫記のファーブルさん。こんなにも美しいきのこ達を描いていたとは!驚きです。なんて素晴らしい色彩感覚。他にもうっとりして、眠たくなるような夢見心地な色が溢れています。美しすぎる…。即決買いでした。2013/05/05

ミエル

14
スケッチされたきのこがなんとも色っぽい。くびれ感、色合いがとても女性的。学術資料としてのきのこ絵なんだけれど、なんだか愛を感じる。2015/02/09

okame

11
図書館本。表紙の型押しがステキ。いろんな人たちが描いた菌類図譜を集めた1冊。昆虫記で有名なファーブルもたくさんのきのこの絵を描いていたそうで、びっくり。きのこの絵って、欧州の人たちが描いているイメージでしたが、日本でも江戸時代にはきのこ図鑑というのもいくつか作られていたみたいで、驚きました。2015/07/22

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