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内容説明
花咲く乙女たちの夢幻の空間。優雅でモダンなファッション画、物語挿絵、ロマンチックなバレエ・コスチュームなど、約270点収録した珠玉の作品集。
目次
ジョルジュ・バルビエ 花咲く乙女たちの幻影
第1章 ファッションの世界
第2章 挿絵本の世界 文学と美術の間
第3章 舞台芸術
第4章 バルビエのデザインの小世界
ジョルジュ・バルビエ年表
著者等紹介
海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京生まれ。早稲田大学文学部ロシア文学科卒業。出版社勤務を経て、幅広い分野で執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
75
時代のファッションを巧みに取り入れたアールデコのイラストレータ:ジョルジュ・バルビエの画集。後半に当時、大流行したバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)関係の作品もある2013/07/27
ヒロミ
56
アール・デコの注目により再評価された画家、ジョルジュ・バルビエの豪華な画集。彼のことはアール・デコのまとめ画集で知ったのだがこうして一冊通して見ると本当に煌びやか。アール・デコ美人だけではなく異国情緒漂う絵やバレエや文学を題材としたものもある。アール・デコ目当てで読んだが意外にもロココ調の作品が「お姫さま!」って感じで夢を見させてくれた。表紙がキラッキラしたメタリックな加工がしてありかなりお値段以上であります。「ゲイだったバルビエはゲイコネクションで仕事を貰っていた」という解説はいささか乱暴な気も…。2016/11/22
gtn
39
バルビエが同性愛者であったことを知り、女性画の清らかさに合点がいく。異性に雑念がなく、より客観的に女性の美しさを抽出できたのではないか。また、個人的な感想だが、退廃的なものより、海水浴風景等、案外健康的な絵に魅力を感じるのも、同様の理由と想像する。2020/08/15
Greatzebra
32
バルビエのポショアールに一目惚れして、この本も購入。ため息が出るくらい素晴らしい。2018/01/11
とりあえず…
30
オシャレです。流行や美に敏感で、非常にセンスの良い方だったんでしょうね。線に無駄がなく、迷いのない天賦の才を感じます。バレエが好きで、バレエ・リュスのことも別の読み物で読んだことがあるので、興味深く拝見しました。ただ、この方の絵は素敵だけれど、同時代のミュシャの方が好きです。2013/08/30