目次
相違不相識 共語不知名
挨拶
相知満天下
知心能幾人
愛心
家無滞貨不富
行到水窮処
坐看雲起時
石圧笋斜出
岸懸花倒生〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maiラピ
34
自然の写真と禅語が交互に掲載、禅語の訳もわかりやすくていいと思います。毎日、二、三語を拾い読みしてました。好きな言葉にたくさん出会えました。春在一枝中(はるはいっしのうちにあり)2012/03/11
ぱんにゃー
12
①釈迦の教え→②禅語→③禅語の本→④本の感想→⑤わかった気になる <膜妄想> 逆ですよね! ⑤悩む苦しむ→④もがく→③良き指導に会う→②本質をとらえる→①気づく、行動する。 ありがとうございます。2013/03/28
ちぇしゃ
5
禅語とは、禅宗のお坊さんのナイスなお言葉でひとつひとつに深い「禅機」が込められていて、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな言葉だそうでwそれを石井ゆかりさんが78個選んで「1つにつきほぼ1見開きで、700文字以内で」という制約のもとに自身の解釈で現代訳したもの。「浄裸裸赤灑灑」に心理学者のフロムを持ってくるとか、本当にこの人すごい。ひとつの言葉から、本来なら見逃してしまうようなモノゴトを添えて、わかりやすく心に響かせる言葉を紡ぐ。心静かに自分と向き合いたい時に少しだけ支えになってくれる、そんな本だと思う 2015/04/09
Takako
3
「禅語」とは、仏教の名句や中国の詩句の総称のこと。著者の石井ゆかりさんは茶道にも禅道にも縁のない方で、そういう方が禅語に相対してどう考えたかのエッセイです。文章は静かで訥々としていながらも、忙しない悲喜こもごもの日常と行ったり来たりしながら禅の言葉について浮かんだ思いが綴られています。井上博道さんの写真がとにかく美しいです。一息ついて静かな気持ちになりたいときにお勧めです。2015/04/08
みつのふ
3
ちんぷんかんぷんな禅の言葉を日常的なエピソードに置き換えて語ってくれる。一つの言葉で見開き1ページ程度なので、トイレとかに置いて少しずつ読むのに向いた本。2014/05/27