内容説明
液晶モニターが付いていると、ついつい構図が気になってカメラアングルに凝ってしまう。しかし、稀代のライカ博士に言わせると「ファインダーは見てはいけない」とのこと。なぜならファインダーを見て考えすぎると、物事の本質はどんどん逃げていくから―。充実した大人のカメラ生活を送るための、チョートク流デジカメ指南。
目次
第1章 チョートク流カメラ指南十二カ条(常にカメラとともにあるべし;バッテリーは常に切らさないように注意すべし ほか)
第2章 チョートクのカメラの買い方・選び方(デジタルカメラの場合;クラシックカメラの場合)
第3章 チョートクのカメラ風俗論(デジタル一眼オヤジに物申す!;カメラとTPO ほか)
第4章 チョートクが教える撮影テクニック(人物を健康的に、自然な笑顔で撮りたい;街中で怪しまれずにスナップを撮るには ほか)
著者等紹介
田中長徳[タナカチョウトク]
1947年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。大学卒業後、1973~80年ウィーンに、1982~83年ニューヨークに住む。その後、東京、ニューヨーク、ベルリンなどで個展多数。偽ライカ同盟、日本路地裏学会メンバー。ブログ「KCチョートクカメラ日記」は毎日更新(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
13
★★写真は最初の1枚に真実がこもっている。ファインダーを見て考えすぎてはイケナイ。笑顔は意外に速いアクションなので注意!2014/01/26
ほじゅどー
12
★★★★いい写真とは、どんな写真か?実は僕らは今まで騙されていたんです。カメラメーカーに。「このカメラを買うと写真がうまくなりますよ」と。幻想を抱かせていた。カメラメーカーがやったことは、綺麗に写る。ちゃんと写る。安く写る。誰にでも写せる。これによって撮った写真の個性がなくなった。つまんなくなった。分かりやすい写真は退屈。すぐに忘れられる。この先、写真を楽しむ知的ポイントは増えてくるであろう。汚くても、ピントがボケていても個性的な写真がいい写真。2017/08/18
みやこ
4
なるほどこれを読んでいると二台持ちしたくなります。2016/02/06
Koki Miyachi
4
カメラ評論界の重鎮田中長徳のカメラ遊び指南書。ライカとデジカメの二刀流。これが長徳流カメラ遊び。デジタルを積極的に使いこなしながら、ライカなどクラシックカメラでも遊ぶ。第一人者ならではの鋭い視点が満載の一冊。2015/01/08
あなたの弟
4
キレイに取れればいいってもんじゃないってことね~なるほど。★22013/05/28