アスキー新書
知ってるつもりの中国語―「同じ漢字」が誤解のモト

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756150448
  • NDC分類 820.4
  • Cコード C1287

内容説明

「手紙=トイレットペーパー」だけじゃない。「老婆」も「先生」も「愛人」も、中国語ではまったく別の意味になってしまう。同じ漢字を使うのだから、きっと通じるはず―そんな油断が生む、中国人ならでは・日本人ならではの珍談奇談、カン違いの数々。豊富なエピソードを通して、中国語と日本語の不思議な縁をひもといて、笑って学べることばのエッセイ。

目次

1章 同じ漢字でも―中国人の勘違い・日本人の勘違い
2章 目的指向の日本語、ビジュアル重視の中国語
3章 なんとお呼びしたらよいやら―親族・敬語・名前
4章 ところ変われば禁句も変わる―罵言考
5章 ロートルの昔がたり―あれも、これも実は中国語
6章 めでたい話の裏側―吉祥・縁起・忌みことば
7章 ラッキーナンバーを探せ―数をめぐって
8章 馬は一匹、豚が一口―助数詞の謎
9章 中国語で「オリンピック」と言ってみよう―外来語を漢字にするには…

著者等紹介

上野惠司[ウエノケイジ]
1939年生まれ。東京教育大学文学部卒業、大阪市立大学大学院修了、文学博士。1981年から、長年にわたってNHKラジオ中国語講座を担当。筑波大学教授を経て、共立女子大学教授、日本中国語検定協会理事長。中国の言語と文化に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wang

1
同じ漢字を使っているからある程度なら中国語も文字を見れば理解できると思い込みがち。現実は同じ漢字を違う意味で使う、同じ物を違う字で現すなど様々な違いがある。そういう間違いやすい文字のほか、親族の呼び方、悪口の言い方、日本語の中の中国語、縁起物、ラッキーナンバー、助数詞など豊富な話題で中国と日本の考え方の違いなどにも。ただ大部分が、事例の列挙。一つ一つは興味深いが、だらだら並列に例が並んでいるだけなのは退屈で読みにくい。きちんと体系化するか、見開き2ページ完結にしてどこからでも読めるようにするかしてほしい。2015/07/17

noritsugu

1
小ネタ満載~2009/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/230494
  • ご注意事項

最近チェックした商品