ホワイトプルームマウンテン

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ホワイトプルームマウンテン

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  • サイズ A5判/ページ数 431p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784756147820
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

白い大羽のような噴煙を上げつづける山“ホワイトプルームマウンテン”。この活火山は、常に近隣の村人達の迷信的な恐れの対象となってきた。数多くのデーモンやデビルが棲息するというまことしやかな噂が口々にささやかれ、山に分け入る者はほとんどなく、また近づきすぎた者の多くは二度と戻らなかった。伝説の大魔術師“ケラプティス”がその山の奥深くに姿を消して以来、一三〇〇年が過ぎていた―。今やかれの名を知る者はほとんどないが、かれがその地下に築いた迷宮(ダンジョン)は、今なお邪悪な罠、謎かけ、モンスターの数々を擁して、冒険者達を待ち受けているのだ。読者であるあなたは、凄腕のレンジャーである“ジャスティカー”率いるパーティーとともに、ある目的のため、この邪悪な迷宮に挑んで生きのび、その謎をとかねばならない。幸運を祈る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
本作はダンジョン攻略を主としたファンタジー小説だ。厳密に言えばAD&Dのシナリオの一つを小説化したものだ。意外と日本に少ないのが、この冒険活劇系のファンタジーだと思う。RPGやネットゲームにファンタジーが溢れる日本に、なぜこのような小説が産まれないのか。パーティの面子も個性的で、会話をしていてそれぞれが生える。ぶっきらぼうだが仲間思いのレンジャーに、炎を吐く狼の毛皮に、喋りたがりのフェアリー。彼らがぶつくさ言いながら攻略していく様は、緊張感の中にどこか楽しさがある。2012/11/02

D4C

0
剣と魔法、ダンジョンにトラップとまさに王道に必要な要素を盛り込んだファンタジー作品。 寡黙だが実力と正義感に溢れた主人公、主人公の持つマジックアイテムで自我を持ち炎を吐く狼の毛皮、トラブルメーカー担当のフェアリー、説教好きな案内役と個性的で魅力的なキャラクターばかり。 更に、中盤から後半にかけてのダンジョン探索はトラップとモンスターの連続で、これぞファンタジーという感じ。 特に中だるみもなく、一気に楽しめ、ファンタジー好きな方には読んでいただきたい作品でした。2015/01/26

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