内容説明
日欧比較政治文化研究のパイオニアが樹立した独創的な政治の科学をその方法論、西欧近代国家論、政治経済原論、祭りの研究に基づく天皇制の政治社会学などを中心に平易に解説し、21世紀の世界における日本の位置を確認する。
目次
序 なぜ「松平政治学」なのか
第1章 松平齊光の主要著書および研究の概要
第2章 松平政治学における人間と政治
第3章 松平政治学の方法論
第4章 西欧における近代国家の形成
第5章 「国家」結合体における「政治」の原理
第6章 「近代国家」の本質―その目的および目的達成法
第7章 天皇制の政治社会学
第8章 祭礼研究から導出された日本的政治権力のスタイル
著者等紹介
櫻井陽二[サクライヨウジ]
明治大学政治経済学部教授、博士(政治学)。日本政治総合研究所理事、日仏政治学会理事。専攻は、政治学原論、政治体制論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。