内容説明
本書は、主に行政管理庁、総務庁という政府の管理部門の役所に32年間勤務し行政の改革や改善に携わった経験を基にして広く現代行政の実際と改革の要点を平易に説明したものである。
目次
三権分立制と行政府の位置づけ
内閣制度と総理のリーダーシップ
内閣補佐機構とその改革
国の行政組織と中央省庁の再編
府省最高幹部の役割
府省内組織とその役割
行政組織内での意思決定
全政府レベルの意思決定
政府立法のプロセス
国会の立法審査のプロセス〔ほか〕
著者等紹介
東田親司[ヒガシダシンジ]
1945年北海道生まれ。1968年北海道大学法学部法律学科卒業と同時に行政管理庁入庁。在英国大使館一等書記官、行政管理庁長官秘書官、総務庁行政監察局監察官・行政管理局管理官、同長官官房総務課長、同長官官房審議官などを歴任。1995年地方分権推進委員会事務局長に就任し同委員会の第一次から第四次までの勧告づくりに参画。1998年に総務庁行政監察局長に就任後は中央省庁等改革の一環として全省庁に導入された政策評価の制度設計の責任者となる。2000年3月に退官。現在、大東文化大学法学部政治学科教授(公共政策論)
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