目次
法益侵害の前段階における犯罪化
機能主義と「伝統的なヨーロッパ」の原則思考の狭間に立つ刑法―あるいは、「伝統的なヨーロッパ」刑法との決別か?
現代の挑戦に晒される刑法学の自己理解(コメント)
市民刑法と敵味方刑法
社会的損害?―刑法理論上の基本問題に関するコメント
応報の目的―ヘーゲルの刑罰論に基づく一考察
著者等紹介
ヤコブス,ギュンター[ヤコブス,ギュンター] [Jakobs,G¨unther]
1937年ドイツ・メンヒェングラートバッハ生まれ。ケルン大学、キール大学、ボン大学で法学を学び、1967年法学博士号取得(ボン大学)。1971年教授資格を取得。キール大学教授、レーゲンスブルク大学教授などを経て、1986年ボン大学教授・法哲学ゼミナール所長。1992年ノルトライン・ヴェストファーレン科学アカデミー会員。2002年ボン大学退官。Universidad Externado de Colombia等計6大学(コロンビア・ペルー・メキシコ)より名誉博士号(Dr.h.c.)を授与される
松宮孝明[マツミヤタカアキ]
立命館大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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