パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ―ヒロシマを想起する思考

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パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ―ヒロシマを想起する思考

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784755402562
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0010

内容説明

被爆から70年、未だ歴史にならない記憶の継承はいかにして可能か。広島の「平和」の「聖地」の白いコンクリートの下に広がる記憶の沃土に思考の探りを入れ、「復興」の歴史を逆撫でする。死者とともに生きる場を今ここに切り開くために。

目次

序 広島の鎮まることなき魂のために
第1部 記憶する芸術の可能性へ向けて(未聞の記憶へ―記憶の痕跡としての、想起の媒体としての芸術作品の経験、その広島における可能性;記憶する身体と時間―ヒロシマ・アート・ドキュメント二〇〇八によせて ほか)
第2部 映画から問う平和と文化(「平和」の摩滅に抗する映画の経験へ―ヒロシマ平和映画祭二〇〇七へ向けて;アメリカ、オキナワ、ヒロシマの現在へ―ヒロシマ平和映画祭二〇〇九への導入 ほか)
第3部 ヒロシマ批評草紙(「ゲン」体験と「正典」の解体―吉村和真、福間良明編著『「はだしのゲン」がいた風景―マンガ・戦争・記憶』書評;「ひろしまの子」たちの声に耳を開く―東琢磨『ヒロシマ独立論』書評 ほか)
第4部 記憶の継承から他者とのあいだにある平和へ(広島から平和を再考するために―記憶の継承から他者とのあいだにある平和へ;歓待と応答からの共生―他者との来たるべき共生へ向けた試論 ほか)
付録 不採択・被爆七十周年記念事業案

著者等紹介

柿木伸之[カキギノブユキ]
1970年鹿児島市生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻満期退学。上智大学文学部哲学科助手などを経て、広島市立大学国際学部准教授。博士(哲学)。専門領域は、20世紀のドイツ語圏の哲学と美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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