「可能性の文学」への道―織田作之助評論選

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784780719833
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

内容説明

オダサクはひとつの青春文学の可能性を戦後出発の新しい時代に賭けた。旧弊になじまず、リアルな「嘘」を展開し、文学の面白さを追い求めた。

目次

小説の藝
小説の思想
感想
小説の本質
二十代の文学
大阪の感覚
東京文壇に与う
雷の記
吉岡芳兼様へ
一流の鑑賞
映画と文学
画上の唾
世相と文学
坂田三吉のこと
肉声の文章
西鶴の眼と手
ジュリアン・ソレル
私の文学
二流文学論
サルトルと秋聲
可能性の文学
“対談”可能性の文学
大阪の可能性 大阪の言葉
文学的饒舌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

satoshi0757

3
将棋の端歩になぞらえた当時の文学界に対するスタンス表現がよく理解できるエッセイ集となっている。小説は面白いがエッセイが凡庸、あるいはその逆の作家は多いが彼はそのどちらでもない稀有な人だと思う。もっと長生きして「可能性」を切り開いていたら現代小説も少し変化したかもしれない。2021/04/26

もう19歳じゃない

2
鋭い観察眼、圧巻の言葉捌き、徹底した戯作者根性。あ〜最高だった!!太宰と安吾との関係性と期待と信頼がうかがえて本当に良かった… 血肉となるまで読み返したい2020/12/31

mitou umo

1
無頼派の作家たちは志賀直哉を憎んでいると思っていたが、それは正しくなく(少なくともオダサクに関しては)、志賀直哉の才能に敬意を表した上で、志賀直哉という権威、小説の神様として彼を祀り讃える文壇の成長のなさを批判しているのだということがわかった。また全編を通じて新しい文学の誕生を望んでおり、古き良き流れをよしとする風潮を否定する。まさに無頼派の作家であると感じられた。太宰や安吾の話がよく出てきて、東京と大阪という距離がありながらも同志として良い関係を築いている様子にニコニコしてしまった。2021/07/03

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