目次
石炭の一生とその文学表現
坑夫という最底辺―先行するイメージ
声を上げた地下労働―炭坑夫と石炭王
「下罪人」の自己解放へ―プロレタリア文学と石炭
石炭と鉄道―近代化の路線
「ケツワリ」考―植民地を遠くはなれて
石炭から石油を!―満洲と石炭
たたかう石炭―戦争は誰によって遂行されたか?
勝利の生きた結晶石―台湾と石炭
大東亜の労務管理と鉱夫の現実―「監獄部屋」から「把頭炊事」まで
原拠としての「長靴島」―表現主体を問い直す
石炭の一生が遺したもの
著者等紹介
池田浩士[イケダヒロシ]
1940年大津市生まれ。1968年4月から2004年3月まで京都大学勤務。2004年4月から京都精華大学勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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