目次
1 はじまり―ペトラルキズムの取り入れられ方(トマス・ワトソン―翻案と翻訳の間;エドマンド・スペンサー(1)―フランス経由のイギリス魂)
2 論理性と音楽性(バーナビ・バーンズ―論理的ソネット詩人;ヘンリ・コンスタブル―プラトン的音楽)
3 ペトラルキズムの諸相(マイケル・ドレイトン―‘desire’の変遷;サミュエル・ダニエル―2つの‘youth’;ジョージ・ギャスコイン―ミソジニーの詩学;シェイクスピア(1)―対照法)
4 イギリスへ、経験へ、欲望へ(フィリップ・シドニー―欲望の姿;シェイクスピア(2)―ペトラルカ的読み/シドニー的読み
シェイクスピア(3)―『ソネット集』‘love’)
5 まとめ
著者等紹介
岩永弘人[イワナガヒロト]
1957年熊本県生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業。立教大学大学院英米文学専攻博士課程後期課程満期退学。現在、東京農業大学地域環境科学部教授。1996年から1年間、英国ヨーク大学にビジティング・スカラーとして滞在した。専門はエリザベス朝詩歌及びオスカー・ワイルド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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