目次
王党派詩人としての役割―ロバート・ヘリックのアングリカニズム
E.A.ポーの「アモンティラードの酒樽」を恐怖小説として読む
トンモとは何者か―『タイピー』における自己の再構築
ナサニエル・ホーソーンの作品における“フェア・マン”と身体表象
『ブライズデイル・ロマンス』における生と死―ホーソーンのロマンスの核心に迫る
『二都物語』―歴史的テーマと個人の生と死
『我らが共通の友』における相互関係の再生
ジョン・アッシュワースによる民衆教育の試み―日曜学校についてのケース・スタディ
接合/分節と蒐集の力学―ヘンリー・ジェイムズの『黄金の盃』論
ラフカディオ・ハーンの「雪女」ができるまで―夢の中の母
ジョイスの「円熟」―青春と老い
ジェイムズ・ジョイスと絵画―モダニズムの認識論的考察
孤独と無常の悲しみ―マンスフィールドの「カナリア」について
森のロレンス―『チャタレイ婦人の恋人』の性とエコリジー
『1984年』―ウィンストンの敗北の意義