目次
第1編 理論編(移転価格税制の導入の趣旨・経緯;移転価格税制の内容;文書化制度と推定課税等;相互協議;対応的調整 ほか)
第2編 ケース・スタディ編(基本問題;対象取引等;特殊の関係;独立企業間価格の算定)
著者等紹介
羽床正秀[ハユカマサヒデ]
1968年、国家公務員上級甲種(法律)合格。1969年国税庁入庁後、30年間、主として税務行政の職務に従事。国税庁における最終のポストは税務大学校校長。1999年、当時の太田昭和アーンストアンドヤングに加入し、2009年までの10年間会長として国際税務部門の指導育成に努める。また、2014年まで麗澤大学大学院教授(租税法)として勤務。2015年、ディーエルエイ・パイパー東京パートナーシップ外国法共同事業法律事務所にてシニア・タックス・エグゼクティブとして、国際税務を中心に業務を行う。京都大学法学部卒業。税理士
水野時孝[ミズノトキタカ]
1975年、国税専門官合格。1976年東京国税局入局後、36年間、主として国際税務行政に従事し、国税庁調査情報2係長、国税庁企画専門官、税務大学校教授、名古屋国税局国際調査課長、東京国税局国際監理官等を経て、最終ポストは立川税務署長。この間、イギリス及びアメリカの駐在員としての職務に従事。2013年別府大学教授、2015年麗澤大学教授として勤務。東京外国語大学卒業。麗澤大学特任教授。税理士
村松昌信[ムラマツマサノブ]
1979年E&W東京事務所の監査部門(現EY新日本有限責任監査法人)に入所後、1987年に監査部門から税務部門(現EY税理士法人)へ転籍した後、1993年から1996年まで国際税務部門の日本税務デスクのタックス・ディレクターとしてニューヨーク事務所に駐在し、欧米の多国籍企業に対して、日本での事業活動・ポストM&Aの組織再編・日本への投資などに関する税務コンサルティングに従事。帰国後、国際税務パートナーとして内外の多国籍企業に対する国際税務、移転価格税務サービスの提供に従事。2010年に仰星税理士法人に移籍後は、同法人の代表パートナーとして主に国際税務業務に従事している。慶應義塾大学経済学部卒業。公認会計士・税理士
河村真紀子[カワムラマキコ]
2009年にディーエルエイ・パイパー東京パートナーシップ外国法共同事業法律事務所に入所。現在、同事務所のパートナー(タックスグループ代表)として、主に英米系の多国籍企業をクライアントとし、国際税務(消費税及び関税含む)、クロスボーダーのM&Aや企業内再編に関連する税務アドバイス及びストラクチャリング、輸出入を伴う販路のストラクチャリングや当局対応等を中心に業務を行う。国内上場企業の移転価格にかかる事前確認申請や相互協議の代理も行う。早稲田大学大学院修士課程修了、New York University,Taxation in LL.M,修了。弁護士・税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。