出版社内容情報
源泉所得税は、主に、給与、報酬料金に課税される税金で、給与、報酬料金を支払う時に徴収し、国に納付することになります。これを源泉徴収というわけですが、この源泉徴収を忘れると徴収すべきであった税金の他にペナルテイ(加算税)を支払わなければなりません。源泉徴収事務を担当する者にとっては、何が源泉徴収の対象となるか正しく理解することが重要です。
本書は、これら源泉徴収する際に判断に迷う事例、また、海外への支払に際しこれだけは知っておきたい事項、さらに、マイナンバーと源泉徴収について基本的に抑えておくべき項目をQ&A方式でやさしく解説します。
はじめに
第1章 申告納税制度
1 申告納税制度について
第2章 源泉徴収制度
1 源泉徴収制度の仕組み
2 源泉徴収義務者について
3 源泉徴収される税金の種類
4 源泉所得税(復興特別所得税を含む)の納税地
5 源泉徴収をする時期
6 源泉所得税(復興特別所得税を含む)の納付期限
7 源泉徴収の対象となる所得の範囲
8 給与所得に対する源泉徴収の実務
9 報酬・料金に対する源泉徴収の実務
10 居住者と源泉徴収
11 租税条約について
第3章 社会保障・税番号制度(マイナンバー)の概要
1 根拠法令
2 番号制度の目的
3 個人番号と法人番号の違い
4 保護措置等
5 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン
第4章 番号制度の導入による税務手続きの変更点
1 税務関係書類への番号記載時期
2 本人確認書類等に関する関係法令等(国税庁の告示を含む)
3 給与所得の源泉徴収事務
4 報酬・料金の源泉徴収事務
第5章 実務上誤りが多い事例と判断に迷う事例
判断に迷う基礎的な事例
地方公共団体固有の事例
非居住者と外国法人の事例
マイナンバーQ&A
第6章 参考法令等
?橋 幸之助[タカハシ コウノスケ]
著・文・その他
目次
第1章 申告納税制度
第2章 源泉徴収制度
第3章 社会保障・税番号制度(マイナンバー)の概要
第4章 番号制度の導入による税務手続きの変更点
第5章 実務上誤りが多い事例と判断に迷う事例
第6章 参考法令等
著者等紹介
高橋幸之助[タカハシコウノスケ]
中央大学商学部卒業。東京国税局調査部外国法人部門調査官、渋谷・品川・横浜中署国際税務専門官、麹町署統括国税調査官(源泉所得税担当)、小田原・保土ヶ谷署法人課税第1統括官、麻布・芝署特別国税調査官、平成26年8月高橋幸之助税理士事務所開設。税理士・研修・セミナー等の講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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