内容説明
消費税の平成15年の改正においては、事業者免税点が前々年の課税売上高が3千万円から1千万円に引き下げられたため、特に個人事業者の多くの方が新たに納税義務者となり、平成17年分からの消費税の申告をしなければならないことになりました。そこで本書では、初めて申告をする個人事業者の方のため、制度の基本的な仕組みを理解しながら申告書に記入できるよう、できるだけ図表を用いて簡潔に解説するとともに、消費税額の計算方法は、事例をもとに手順を追って分かりやすく説明しています。
目次
第1章 消費税の基本的な仕組み
第2章 基本的な記載方法
第3章 具体的な事例に基づく申告書の書き方―一般課税
第4章 具体的な事例に基づく申告書の書き方―簡易課税
第5章 勘定科目ごとの課否判定表
第6章 Q&A
第7章 簡易課税制度の事業区分(具体的な事例)