内容説明
会社というものは、常にピンチが来るものである。どんな立派な会社でも、優れた社長でも、必ずピンチに見舞われる。特に設立間もない会社は、倒産する確率が高い。設立5年以内に実に3分の1が倒産するという統計もある。会社経営とは、実に厳しい仕事だと改めて思う。だが、逆に言えば、3分の2は生き残るのである。多くの会社はこの為政者の無策に怒りを覚えざるを得ない大不況下でも、どっこい元気に生きているのである。本書では、そうした幾多の大波小波に翻弄され、あるいは転覆させられそうになりながら、決して希望を失わない勇気と適切な舵取りのできる英知で、経営という荒海を航海してきた社長さんたちを取材、いかにしてピンチを克服したか、あるいは倒産会社を再建したかを語ってもらった。
目次
1章 「私はこうして会社を潰した」社長さんたちの傾向分析
2章 一度地獄を見た人間はあとは怖いものがなくなる
3章 社長よ、めげたり、逃げたりしなければ、再起の女神がきっと微笑む
4章 一度の人生で大失敗と大成功を体験した男のビジネス術
5章 社長よ、頑張りすぎるな、会社と心中するな
6章 会社に余力のあるうちに事業転換とか撤退とかの見切りをつけよう
7章 会社を倒産させず未曽有の危機を乗り越えた社長たちの経営術
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- 和書
- 食からみえる心のサイン