内容説明
この本は最近の材料科学の発展とこれからの可能性を簡潔にわかりやすく紹介している好著です。主に高校卒業後、科学技術の勉強を志す方たち(高校では材料や材料関連の職業についてあまり教えていない)や材料関連会社で働き、これからの新材料の可能性の概要を知りたい方々のために書かれています。できるだけ数式や理論の詳細を避け、現代技術に新材料がいかに影響を与えているかに重点をおいて、材料の基本事項と応用についての入門書として本書を書かれています。
目次
第1章 これからの材料の基礎(結晶質材料とアモルファス材料;溶融状態から凝固へ;複合材料とセル状材料 ほか)
第2章 新材料の応用(構造材料;軽量材料;耐摩耗性と耐熱性材料 ほか)
第3章 これからの世界のために(惑星地球は生存圏かゴミ箱か;重要な物質;エネルギーと人口 ほか)