目次
理論編(増え続ける子どものこころ・発達のニーズと支援現場でのすれ違い;診断告知と治療の提案だけですべての症状・問題を解決することは難しい;面接における安全感を担保する;医学モデルと社会モデルのバランスをとって子どものこころ・発達をみたてる;子どもと親がそれぞれ主体的に問題に取り組むことを援助する;子どもの強みに着目する;親子面接を自己評価する;親子面接の8ステップ)
技術編(親子が治療者を敵ではないと思える;親子の健康な側面を把握する;親子がそれぞれの懸念を話題にできる;親子がどのように対処してきたのかを話題にできる;親子がそれぞれの願いや希望を話題にできる;親子がみたてや診断について説明を受け、理解できる;親子が医学的治療について説明を受け、理解できる;親子が学校等で必要となる配慮・支援について説明を受け、理解できる;診察全体をアセスメントし、次の診察にむけて準備する)
実践編「子どものこころのレジデント物語」(面接1 10歳男児;面接2 13歳女児)
著者等紹介
井上祐紀[イノウエユウキ]
児童精神科医子どものこころ専門医。1998年岐阜大学医学部卒業。国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)内科研修医。2000年福島県立医科大学神経精神科(診療医)。2002年医療法人明精会羽金病院。2003年市橋クリニック。2006年国立精神・神経センター(現・国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所(流動研究員)。2008年同(診断研究室長)。2011年社会福祉法人日本心身障害児協会島田療育センターはちおうじ(診療科長)。2014年公益財団法人十愛会十愛病院(療育相談部長)。2015年社会福祉法人横浜市南部地域療育センター(所長)。2019年東京慈恵会医科大学精神医学講座(准教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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