成人アタッチメントのアセスメント―動的‐成熟モデルによる談話分析

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成人アタッチメントのアセスメント―動的‐成熟モデルによる談話分析

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  • サイズ B5判/ページ数 343p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784753311392
  • NDC分類 143.6
  • Cコード C3011

出版社内容情報

より動的な発達観に基づくクリテンデンのAAIは,臨床心理士が成人アタッチメントを見立てるために,将来性の高い技法である。本書は新たな理解に基づくAAI(Adult Attachment Interview)の翻訳である。これまでもメインらによるAAIが,乳幼児期のアタッチメントの質が特に子育てにどう作用するかという,人格形成上の重要な課題を巡る研究に大きな役割を果して来た。クリテンデンの動的成熟モデルに基づいたAAI(=DMM-AAI)は,発達過程において生得的資質と環境要因とがダイナミックに相互作用してパーソナリティの成熟を促していくとするものであり,必ずしも幼児期の母子関係のみを論拠とせず,より動的な発達観に基づいているところが魅力的である。
DMM-AAIは,人間の在りようを最も奥深くまで理解する精神分析の諸理論を根底に置きながら,広く身体的要因にも社会的及び人的な環境要因にも目を向けるという,これからの心理臨床の方向性によく適合し,臨床心理士が身につける技法として,きわめて高い将来性を持つものである。

日本語版序文 馬場 禮子
日本の皆様へ P・M・クリテンデン
謝 辞

 第1章 序 論──「私の言いたいことわかる?」
第?部 アタッチメント理論への動的‐成熟アプローチ
 第2章 理論的背景
 第3章 情報処理
 第4章 アダルト・アタッチメント・インタビューの談話分析に用いられる構成概念
第?部 分類システム
 分類を扱う各章への導入
 第5章 Bタイプ(バランスの取れた)方略の概観
 第6章 Aタイプ方略の概観とA1?2
 第7章 強迫的Aタイプ方略(A3?8)──危機への対処
 第8章 Cタイプ方略の概観とC1?2
 第9章 執着的Cタイプ方略──不確かさ,曖昧さ,脅威への対処
 第10章 結合パターン──A/CとAC
 第11章 対人関係的自己防衛方略の崩壊を反映する状態──未解決のトラウマ(Utr)または喪失(Ul)
 第12章 対人関係的自己防衛方略の破綻を反映する状態──個人内水準および家族外水準への移行
第?部 理論から応用へ
 第13章 分類過程と分類ガイドライン
 第14章 ではどうすればいいのか?──AAI分類から治療計画への変換
 第15章 DMM-AAIの妥当性と臨床的意義
 第16章 結 論

 付録A 略語用語集
 付録B DMM分類システムとM&G分類システムとの対応
 文 献
 訳者あとがき
 索 引

パトリシア・M・クリテンデン[クリテンデン]
著・文・その他

アンドレラ・ランディーニ[ランディーニ]
著・文・その他

三上 謙一[ミカミケンイチ]
著・文・その他

目次

序論―「私の言いたいことわかる?」
第1部 アタッチメント理論への動的‐成熟アプローチ(理論的背景;情報処理;アダルト・アタッチメント・インタビューの談話分析に用いられる構成概念)
第2部 分類システム(Bタイプ(バランスの取れた)方略の概観
Aタイプ方略の概観とA1‐2
強迫的Aタイプ方略(A3‐8)―危機への対処 ほか)
第3部 理論から応用へ(分類過程と分類ガイドライン;ではどうすればいいのか?―AAI分類から治療計画への変換;DMM‐AAIの妥当性と臨床的意義 ほか)

著者等紹介

三上謙一[ミカミケンイチ]
1999年東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻修士課程修了。2000年‐2002年ケント大学大学院留学心理療法研究専攻ディプロマ課程修了。2005年東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学。山梨英和大学大学院専任講師。2006年北海道教育大学保健管理センター講師。2010年北海道教育大学保健管理センター准教授。現職、北海道教育大学保健管理センター准教授。臨床心理士。Crittenden博士およびLandini博士の下でDMM‐AAIの訓練を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。