目次
第1章 力動的精神療法とは何か(はじめに―記述的精神医学と力動的精神医学;アメリカにおける力動的精神医学の発展 ほか)
第2章 精神分析理論の概要―古典から現代へ(古典的精神分析―フロイトの原点;フロイト以後の精神分析)
第3章 技法論(見立て、診断的面接;治療的面接 ほか)
第4章 精神療法と文化―日本的なものと西洋的なもの(日本文化と精神療法;超文化的精神療法 ほか)
付録 症例(1980年代にアメリカで行った境界例の入院治療―力動的チーム医療;週4回の精神分析の症例)
著者等紹介
中久喜雅文[ナカクキマサフミ]
1930年茨城県生まれ。1953年東京大学医学部卒業。1961~1962年フルブライト研究員としてピッツバーグ大学にて精神薬理の研究。1962~1966年コロラド大学にて精神科レジデントの訓練。1966~1969年東京大学医学部講師、東大病院精神科病棟医長。1969~1973年コロラド大学精神科助教授。1969~1979年デンバー精神分析協会にて精神分析の訓練。1980~1995年デンバー市にて精神科個人開業。1996年帰朝、聖マリアンナ医科大学精神科客員教授。同時に東京にてバイリンガルの精神科個人開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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