出版社内容情報
出版から10 年を経て,臨床現場でのやりとりのなかで,「養生のコツ」の基底にあるのは,「原始生命体の機能を呼び戻しましょう」との呼びかけであるとの気づきを得た著者が,コツの数々をあらたに加え大幅改訂。汎用性のある助言と自己流が生まれるようにとの工夫とが織り成す,稀有な実践の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ksk
10
焼酎風呂,PTSDの漢方薬,発達障害の春ウコンなど神田橋流診断治療の最新情報が改訂で追加されていました。2009/06/04
みったん
7
坂口恭平つながりで、神田橋先生に興味があって読む。すごい、いろんな観点から。養生というより、生きるヒント本。「ちょっと死んでみる」とか、もういろいろ超えてるわ。2014/03/14
くま
6
予想していたのと全然違う内容だったような気がするけど、良い意味で期待を裏切ってくれた感じ。気持ちの良いことを探すこと、指テスト、春ウコン、これは試してみるとします。2015/05/04
ふにゃ
6
自分にとって気持ちいいことを見つけるためのアイディア集。「ちょっと死んでみる」→良く眠れそう(p62)。夢を持つ方法として、「神様に3つのお願いをするとしたらと考えてみる」(p77)。少しずつね。2013/07/03
丸坊主
4
もっと早くこの本に出会えたら、と思いましたが、きっと若い頃に読んだら「トンデモ本」扱いしていたでしょう。エビデンスを求めない姿勢を隠そうともしないので、「トンデモ本」と認識してしまう方がいても仕方ないかもしれません。科学的根拠にこだわるタイプの方は避けた方が無難だと思います。治療者、もしくは支援者としての姿勢に焦点を当てるなら「治療のこころ」シリーズがいいと思います。 2015/08/07