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アート・ビギナーズ・コレクション
もっと知りたい文人画―大雅・蕪村と文人画の巨匠たち

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  • サイズ B5判/ページ数 104p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808711078
  • NDC分類 721.7
  • Cコード C0071

出版社内容情報

中国に始り、日本では18世紀から19世紀にかけて花開いた文人画。本書は、文人画の世界をつくりだした画家たちを紹介します。

黒田 泰三[クロダ タイゾウ]
著・文・その他

目次

序章 文人画とは
第1章 池大雅―日本文人画の大成者(大雅―無類のカラリスト;特集 旅の画家と「真景図」;傑作クローズアップ1 十便図 ほか)
第2章 与謝蕪村―俳諧の心を描いた巨頭(蕪村―時間の表現者;特集 譎の画家蕪村―池大雅と与謝蕪村;傑作クローズアップ2 夜色楼台図 ほか)
第3章 文人画の巨匠たち―日本文人画の広がり(文人画の巨匠たち―上方と江戸;浦上玉堂―解き放たれゆく魂の表現者;木米―曲がった美しさ ほか)

著者等紹介

黒田泰三[クロダタイゾウ]
1954年福岡県生まれ。九州大学文学部哲学科美学美術史専攻卒業。出光美術館学芸部長・理事を経て、明治神宮ミュージアム開設準備室長。博士(文学)。専門は日本近世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sofia

34
「大雅と蕪村」展で実際に見た文人画が違う理解で楽しめた。そして新たな作家の名前を知り、今度、展覧会があったら見に行きたい。2022/03/06

遠い日

8
大雅や蕪村を語れるようになりたいとは思わないが、楽しめるくらいの素養は持ちたいと思う。文人画って、細かに見ていくとそこここに小さな動きや物語があって、おもしろい。谷文晁が好きなんです。2018/05/31

きさらぎ

5
池大雅展の会場で購入。大雅、蕪村、浦上玉堂、田能村竹田、谷文晁、渡辺崋山といった人々を取り上げる。もっと知りたいシリーズはいずれも図版が綺麗で分量も適度、説明も平明で重宝している。今回の著者黒田氏の「中国の文人たちが味わった社会制度上の知的挫折を逸気と受けとめ、それを自らの知性によって昇華することで生まれた中国文人画の本質への理解を欠き、その厳しさや郷愁は共有しないが、紛れもなく日本文人画という一つの分野を形成した」という見方は妥当なのではないか。画家一人一人の境遇や人柄に寄り添いつつ作品を鑑賞する好著。2018/04/15

takakomama

3
無類のカラリストの池大雅、時間の表現者の与謝野蕪村、浦上玉堂、木米、田能村竹山、谷文晁、渡辺崋山。文人たちの絵画を描く楽しみを感じました。2021/05/29

kaz

2
南宗画も南画も文人画も漠然と一緒にとらえていたが、どうも微妙に違うらしいということはわかった。いずれにせよ、文人画の画は気楽に楽しめば良いのだろう。2018/06/10

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