出版社内容情報
オグデンは,前著までの理論的・技法論的展開を踏まえながら,一貫して「精神分析的に聴くということ」の本質を記述し,それにふさわしい言語を創り出す努力を続けている。たとえば第8 章においてウィニコットの「原初の情緒発達」を,内容だけでなく言語のふるまいに注目した読みを試みている。
目次
第1章 夢見の境での語らい
第2章 もの想いと隠喩―どのように私が精神分析家として作業しているかについて
第3章 声の問題
第4章 詩と精神分析における「起こることの音楽」
第5章 ボルヘスと悲哀の技
第6章 身体にこころを取り戻すこと(Re‐Minding the Body)
第7章 哀悼歌、愛の歌、そして子守唄
第8章 ウィニコットを読む
著者等紹介
大矢泰士[オオヤヤスシ]
1963年生まれ。東京大学文学部、教育学部教育心理学科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程単位取得。専攻は臨床心理学、精神分析学。現職:東京国際大学大学院臨床心理学研究科准教授、青山心理臨床教育センター臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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