出版社内容情報
精神分析的診断面接をどのように進めるか,そして精神力動ケースフォーミュレーションをいかにまとめるか,について総合的に理解するための知識と技術についてまとめる。それは精神療法のみならず,一般精神科の診療場面,学校コンサルテーション,親ガイダンスなど,さまざまな臨床場面に応用できる。
目次
診断面接と精神力動フォーミュレーションはなぜ必要か?
第1部 理論編(神経症とは?;発達プロファイル;精神分析的発達理論と見立て:タイソンの発達理論;精神力動フォーミュレーションに関連した実証研究)
第2部 実際編(精神分析的診断面接の進めかた;境界性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害の見立て;思春期患者における親面接と見立て;精神力動フォーミュレーションのまとめかた;精神分析的診断面接の進めかたの実際:症例から)
付録 精神力動フォーミュレーションのまとめ
著者等紹介
守屋直樹[モリヤナオキ]
1979年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学精神神経科助手、埼玉社会保険病院神経科部長、昭和大学藤が丘病院精神神経科助教授などを経て、2006年より現職。現職、渋谷もりやクリニック院長、昭和大学藤が丘病院兼任講師、医学博士
皆川邦直[ミナカワクニナオ]
1971年慶應義塾大学医学部卒業。ロヨーラ大学精神科レジデント、ミシガン大学児童精神科クリニカルフェロー、慶應義塾大学精神神経科助手、東京都精神医学研究所参事研究員、技術部長などを経て、2001年より現職。現職、法政大学現代福祉学部教授、サイコセラピーインターナショナル院長、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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