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間主観的感性―現代精神分析の最先端

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  • サイズ A5判/ページ数 138p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753302093
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

内容説明

本書では、コフートkohut,H.の自己対象の概念や、自己心理学の論客の一人ストロロウStolorow,R.D.の言う『間主観性』(インターサブジェクティビティ)について述べる。本書は、間主観性をめぐりこの10年間に書きためてきた論文と、今回新しく書き下した章の統合である。

目次

第1章 エディプス理論の大前提とその再検討―Kohutのエディプス理解とその意義
第2章 甘えの構造の表と裏―アメリカの子犬は甘えるか?
第3章 心的外傷と心的現実―観察者の心的現実をめぐって
第4章 知的洞察vs.情緒的絆
第5章 「中立性」再考―間主観性理論の立場から
第6章 間主観的間性
第7章 オーガナイジング・プリンシプルと手順知識
第8章 臨床例とそれに対するコメント(森ちさ子との共著)
終章 心の量子論

著者等紹介

丸田俊彦[マルタトシヒコ]
1946年長野県須坂市に生まれる。1971年慶応義塾大学医学部卒業。1976年メイヨ・クリニック精神科レジデント終了。1977年メイヨ・クリニック精神科コンサルタント。1979年メイヨ医学部精神科助教授。1980年米国精神科専門医試験管。1982年メイヨ医学部精神科準教授。1986年メイヨ医学部精神科教授。1993年慶応義塾大学医学部精神神経科客員教授。専攻は精神医学。現職はメイヨ・クリニック精神科コンサルタント、メイヨ医学部精神科教授
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