内容説明
本書は、薬科大学での薬局業務管理と医薬品情報管理と一般用医薬品の薬効群別薬学的管理についての教科書として、薬局薬剤師の業務を整理して、実用的にわかりやすく記述した。さらに、著者の陸軍で学んだ情報管理の基礎知識や、一般用医薬品の開発から、製薬企業の薬剤師・薬種商に対する情報提供の手順などを加え、大学教育の教科書としてはもとより、新人の薬局薬剤師、再就職された薬局薬剤師の、研修のテキストや参考書としても活用出来るように、記述している。
目次
1 薬局・薬店の業務管理(薬学と薬局薬剤師;薬局薬剤師の任務と業務;薬局の業務;薬局業務運営ガイドライン;その他薬事及び薬局業務関連法規 ほか)
2 一般用医薬品の薬効群別薬学的管理(ファーマシューティカルケア)(胃腸薬(胃の薬)の薬学的管理
下痢の薬の薬学的管理
便秘の薬(緩下薬)の薬学的管理
痔の薬の薬学的管理
かぜ薬(感冒薬)の薬学的管理 ほか)
著者等紹介
浦田耕作[ウラタコウサク]
薬剤師・京都薬科大学非常勤講師。昭和4年3月10日京都市生まれ。昭和19年8月同志社中学在学中に志願して陸軍特別幹部候補生に採用、第31航空通信聯隊入営。昭和19年9月陸軍航空通信学校に分遣・召集下士官学生(暗号)課程入校。昭和19年10月同課程を修業。昭和19年10月航空総監部に転属し防衛総司令部作戦室に勤務して東2号作戦に従事(東2号作戦従事の功績付与)。以後本土防空戦戦務に従事。昭和20年8月陸軍軍曹任官。昭和22年3月同志社中学卒業。昭和23年4月京都薬学専門学校(現・京都薬科大学)入学。昭和26年3月京都薬学専門学校卒業。昭和26年4月自家薬局業務に従事。昭和46年6月薬事評論家(ペンネーム・京極三朗)。昭和55年12月ウラタ薬局開設。昭和56年3月ウラタ薬局開局
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