内容説明
本書は岡嶋研二博士が長年の研究と経験を整理して、ＤＩＣの病態の多様性を新しい視点から解説した啓蒙の書である。
目次
ＤＩＣの病態の定義
ＤＩＣ研究の歴史
血液凝固線溶系の生物学的意義
血液凝固線溶系の分子マーカー
ＤＩＣの発症機序
ＳＩＲＳ／ＣＡＲＳとＤＩＣ
ＤＩＣの診断、病型分類、重傷度
ＤＩＣの治療
ＤＩＣ治療の実際
ＤＩＣの治療薬剤のＥＢＭ〔ほか〕
著者等紹介
岡嶋研二［オカジマケンジ］
昭和５３年熊本大学医学部卒業。昭和５７年熊本大学大学院医学研究科修了。昭和５７年熊本大学医学部生化学第二講座助手。昭和５９年熊本大学医学部第二内科医員。昭和６１年熊本大学医学部附属病院中央検査部助手。熊本大学医学部附属病院血液検査室長併任。昭和６３年熊本大学医学部臨床検査医学教室助手。平成３年日本学術振興会特定国派遣研究員として、ウイーン大学医学部生理学教室へ留学（１年間）。平成４年熊本大学医学部臨床検査医学講座講師。平成８年熊本大学医学部臨床検査医学講座助教授。専門領域は血液内科学（特に血液凝固線溶学）、侵襲学、臨床検査医学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
