見えるもの見えないもの―翔の四季 春

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見えるもの見えないもの―翔の四季 春

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065352038
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

――ときおり翔の耳に「遅れて」届くようになった音は、世界の思いもかけぬ側面をあらわにしてくれます。そしてその音は、しばしば翔の心を波立たせるのです。
大阪大学大学院人文学研究科 准教授 林千宏氏、絶賛!!

『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズ、「おばけずかん」シリーズでおなじみ斉藤洋が贈る、「翔の四季」シリーズの第四作。少年・翔の四季を通して描かれる目に見えるものと目に見えないもの、見えるものと聞こえるものの交差点。

同級生の鞍森杏(くらもりあん)は、恨んだ人間の体調を崩す、危険な力を持っている。でもそれは翔と杏だけの秘密だ。
力をコントロールできず悩んだ杏は学校に来なくなってしまった。
同じ時期に、街で「首なし女」が出ているという都市伝説を知り合いのジャーナリスト・木村啓介が調べているという情報を得る。
翔は、杏をはじめ、ジャーナリストの木村啓介、陰で花子さんと呼ばれている知里、涼とのやりとりのあいだで、「見えるもの」と「見えないもの」にも思いをめぐらせる。

内容説明

翔は、友だちの涼といっしょに、「世界は見えたままじゃない」ことについて思いをめぐらせている。学校をしばらく休んだ杏の悩みや、都市伝説「首なし女」、そして知里が告白してきた、自分のかわった「力」…。からみあう日常の小さな出来事が、翔を「見えるもの」と「見えないもの」に向き合わせ、ひとつの大切なことを気づかせてくれる―。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
東京都生まれ。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞

いとうあつき[イトウアツキ]
1990年生まれ。文教大学教育学部卒業後、保育士としての勤務を経て、2016年よりフリーランスのイラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

31
人によって見えるもの、見えないものがある。人によってできること、できないことがある。それが、他人からわかってもらえることもあれば、わかってもらえないこともある。 6年生の彼らがこんなことを考えているなんて、大人は気がついてないんだろうな。そんな大人たちだって同じ年頃には、きっと同じようなことを考えてたはずなのに。2024/07/30

ぱせり

9
夏に始まった物語は、秋、冬、春と続き、やがてまた夏を迎える。わかったのは、過ぎ去ったはずの一年前の夏が、ほんとうに去ってしまったわけではなかったということ。 そのことをしみじみと確認しながら、物語を読み終えられたことがうれしかった。 ……また会いたいな。2024/07/09

Mayuko Kamiwada

6
「翔の四季」シリーズの第4弾。翔のとりまく1年間の話。シリーズものだと知らず手に取り、まさかの第4弾だった。第1弾である『かげろうのむこうで 翔の四季 夏』から順に読み、話の流れをつかみたいと思う。2024/06/13

遠い日

4
「翔の四季」シリーズ4。春。季節がくるりとひと周りして、知らぬ間に一年が過ぎた。翔と涼、杏と知里の4人それぞれが持つ不思議な力。自分のその力に怯えたり、惑ったり、小学6年生にしては冷静な物事の捉え方に彼らの精一杯の思考の足跡を見る。首なし女、かまいたち、トイレの花子さん。見えないものの側面は思うより掴み難い。人の心の隙をついて入り込む恐怖や畏れを翔たちは自ら経験してしまった。哲学的な命題にとまどいつつ読了。シリーズは一旦の終了か。彼らの成長した姿にいつか再会したい。2024/06/16

グーグー

2
翔の四季シリーズ 春編。夏から始まった翔の物語。これが最終章かな? 涼だけでなく杏と知里も加わり、翔の世界が広がった。見えるものと見えないものに向き合う翔。また会えるといいなあ。2024/09/15

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