内容説明
心のストレス状態が続くと、身体病が発症したり増悪したりするが、気管支喘息では特にその傾向が強い。逆に、喘息発作がいつまでも続くことによって、ストレスが発生する場合も多い。したがって、本当に気管支喘息を治そうと思うならば、患者の心のストレス状態までを配慮することが不可欠である。気管支喘息患者の“心”“身”両面に対応するために―。
目次
1 気管支喘息の成り立ちに対する考え方
2 気管支喘息の診断の進め方(呼吸器病学的・アレルギー学的診断;心身医学的(全人的)診断)
3 気管支喘息の治療の進め方(呼吸器病学的・アレルギー学的治療;心身医学的(全人的)治療―総論
心身医学的(全人的)治療―各論)
4 気管支喘息患者の日常生活指導