内容説明
多岐にわたる自らの仕事を振り返り、生涯を通じて問い続けたその哲学の全貌を丁寧に解説していく―ラトゥール自身による、ラトゥール哲学、最良の入門書。
目次
1 世界の変更
2 近代性の終焉
3 ガイアの督促
4 どこに着地すべきか
5 新たなエコロジー階級
6 共同的な仕組みを作り出す
7 宗教的なものの真理
8 作られている通りの科学
9 存在様式
10 政治の円環
11 哲学は本当に美しい
12 リロへの手紙
著者等紹介
ラトゥール,ブリュノ[ラトゥール,ブリュノ] [Latour,Bruno]
1947‐2022。人間・非人間に拘らず、あらゆる物理的・抽象的・概念的存在を行為者と見做し、無数の行為者の関係としてのこの世界の構築的・被構築的性質を捉えようとしたフランスの哲学者。科学と政治の関係を問い、両者を分離して制御しようとした近代特有の構造では捉え切れないものとして、地球環境問題に注目した。第36回(2021年)京都賞思想・芸術部門受賞
荒金直人[アラカネナオト]
1969年生まれ。ニース・ソフィア・アンティポリス大学(フランス)にて哲学博士号を取得。慶應義塾大学理工学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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