内容説明
インディペンデント文化から世界への道―中国インディペンデント文化を唱導し、世界の映画賞を独占する最先端監督が、激変する社会を背景に作られた全自作を詳細に語りつつグローバリゼーションと現代文化の危機、そして未来を展望する。映画界を牛耳る第五世代への批判、日本映画論や、ホウ・シャオシェン、ツァイ・ミンリャンらとの対話も収録。
目次
『小山の帰郷』一九九六年
『一瞬の夢』一九九八年
『プラットホーム』二〇〇〇年
『イン・パブリック』二〇〇一年
『青の稲妻』二〇〇二年
『世界』二〇〇四年
『長江哀歌』二〇〇六年
『東』二〇〇六年
『無用』二〇〇七年
『四川のうた』二〇〇八年
著者等紹介
ジャジャンクー[ジャジャンクー]
賈樟柯。1970年生まれ、中国山西省汾陽出身。1993年北京映画学院文学科入学、1995年から映画監督の仕事を始める。北京在住
丸川哲史[マルカワテツシ]
1963年生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程単位取得退学(学術博士)。明治大学政治経済学部准教授。専攻は東アジア文化論
佐藤賢[サトウケン]
1975年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在籍。専攻は中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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