内容説明
本書は衣服学、食物学、住居学および家庭工学などの諸領域と生理人類学を結んだ学際的観点から「生活科学」の基本理念を平易に解説するとともに、生活の今日的な理解の基盤ともなる衣食住やホームオートメーション、さらに人間関係や技術発展に関する知識を提供して、生活技術・生活文化の本質を解き明かした。
目次
1章 生活の進化
2章 衣の科学(寒さと人間―被服生理学の視点から;衣服の快適性―生理人類学の視点から)
3章 食の科学(子どもの食生活を追う;蛋白質不足と適応―パプア・ニューギニア高地民族の場合)
4章 住の科学
5章 ホームオートメーションの科学