出版社内容情報
ある朝、枕の下に、ぐちゃぐちゃに絡まった、真っ黒な糸を見つけた紗良沙。その糸は毎朝、枕の下に現れ、まいってしまい……。
【目次】
内容説明
ある日、まくらの下に、ぐちゃぐちゃにからまった真っ黒な糸を見つけた、立石紗良沙、小学6年生。わけのわからない糸は、毎朝まくらの下に現れるも、捨てるタイミングを逃し、悩んでいると―「それ、こまってるなら、もらってもいい?」クラスメイトの寧人に声をかけられる。糸は「悩み糸」といい、ほどけば大丈夫だと教えてもらうが…。こんがらがってしまった心と糸を、そっとほどく物語。
著者等紹介
久米絵美里[クメエミリ]
1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。「言葉屋」で第5回朝日学生新聞社児童文学賞、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で、第38回うつのみやこども賞を受賞
久米火詩[クメヒウタ]
長野県原村生まれ。イラストレーター。名古屋市立大学芸術工学部情報環境デザイン学科卒。書籍や雑誌、教科書、広告やパッケージなど幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



