出版社内容情報
今森さん撮り下ろしの宝石のような美しい写真と、「トンボ界の大横綱」「樹上のジャガー」など、里山の昆虫たちをユニークな視点で捉えた文で紹介。体験を交え、昆虫が住む環境がわかる。実物大写真は518点とシリーズ最多。
前半は、エッセイと大きな写真で約70種を紹介。昆虫たちの勇ましさ、美しさを、もっとも特徴の際立つ角度から撮影し、一同に並べて紹介。すべて撮り下ろし。まさに宝石のような美しい標本を撮影。
後半は、実物大でできる限り多くの種を掲載。巻末に索引と分布。学名や実物大、分布なども載せ、図鑑的価値も高い一冊です。
今森さんは何十年にも渡って、子どもたちと昆虫教室や観察会を自ら行い、子どもたちの目線で、その環境と共に身近な昆虫を見続けてきました。今回はその結実と言えます。
内容説明
今森光彦のお気に入り「昆虫ミュージアム」たっぷり楽しんでください。伊丹市昆虫館・監修 実物大写真518点!
目次
日本の昆虫美術館(トンボ界の大横綱;大黒さんの風格;新天地の夢;固有の文化;日本最大の水棲昆虫 ほか)
日本の昆虫宝箱(昆虫がくらす環境;トンボ目;ハサミムシ目;バッタ目;ナナフシ目 ほか)
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年滋賀県生まれ。写真家、切り絵作家。琵琶湖をとりまく自然と人との関わりをテーマに撮影する。一方、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境地の訪問を重ね、生物や人などあらゆる自然を見聞し、取材をつづけている。近年は、環境農家、ガーデナー、里山環境プロデューサーとしても活動している。第42回産経児童出版文化賞大賞、第56回小学館児童出版文化賞、第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞など数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。